太平山神社

境内案内

本 殿

太平山神社の主祭神である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)・天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)・豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)をお祭りしています。
通常、お祓いはご本殿にて執り行われます。 皆様がお祓いをうける拝殿(はいでん)には、いくつかの大きな額が納められています。外からの参拝では見ることが出来ませんので、お祓いをうける際にどうぞご覧下さい。


交通安全神社

ご利益=交通安全
猿田彦命(さるたひこのみこと)をお祭りしています。  「交通安全神社」という名前の神社は全国でも珍しく、その名の通り「交通安全」に非常に霊験あらたかな神社です。  全国から交通安全のお参り・お祓いの申し込みがございます。  7月1日には当社で交通安全祭が執り行われます。ご希望の方はどうぞ事前にお申し込み下さい。


福神社


ご利益=芸能上達・縁結び・商売繁昌・五穀豊作
天之受売命(あめのうずめのみこと)・恵比須神(えびすのかみ)・大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祭りしています。
 天之受売命は主に芸能の神様として信仰されています。
恵比須神は生産・販売など商売繁盛の御利益をもたらします。
大国主命は、経営・医薬・開拓・縁結び・五穀豊作をお守りしています。
福神社では4月19日に太々神楽(だいだいかぐら)が奉納されます。この太々神楽は、江戸時代にはすでに奉納があった由緒の古いお祭りです。新緑の中で鳴り響く神楽をどうぞお楽しみ下さい。
【月参りのご案内】
社務所にて「月参り」のお申し込みをしていただきますと、毎月お一人お一人の幣束 を用意させていただきます。


蛇神社

ご利益=金運守護
蛇神様(水神様)をお祭りしています。金運守護のお社です。
当社では珍しく石造りのお社です。




星宮神社

ご利益=学問成就・雷除け・豊作・芸能上達・子授・安産・女性の守護神
星宮神社(ほしのみやじんじゃ)は、磐裂根裂神(いわさくねさくのかみ)・天之加々背男命(あめのかがせおのみこと)・天海水木土火金地などの森羅万象の神々をお祭りしています。
さらに、向かって右には子易神社(こやすじんじゃ)・左には天満宮(てんまんぐう)・文章学社(もんじょうがくしゃ)が配されています。
子易神社には木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)がお祭りされ、子授・安産をお護りしています。この神様は瓊瓊杵命の妻であり、女性の幸せをお護りする神様でもあります。
天満宮・文章学社には菅原道真公と菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)がお祭りされています。菅原道真公は学問成就のほか、雷除け・豊作のご利益をもたらします。菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)は芸能上達の守護神です。
当社の星宮神社はお寺のお堂のような造りをしていますが、これは江戸時代までの神仏習合の名残でもあります。



子易地蔵(こやすじぞう)


春日局が将軍の世嗣誕生を祈願したと伝えられる地蔵様です。無事に将軍家の世継 ぎが誕生したため、当社に徳川将軍家から様々なご神宝が奉納されました。地蔵様 は、あじさい坂上の神橋・水屋の上方にございます。足場の悪い場所にございますの で、お参りは水屋付近からお願いいたします。 子授祈願のさいに春日局は刀剣類を奉献しましたが、当社には子授祈願に刃物類を奉 納するという独特の風習がございます。子易神社に刃物をご奉納下さる際には、防犯 上の問題がございますので、何卒、社務所までお持ち下さい。ご本殿に奉納させてい ただきます。


撫で石

この石を撫でることにより災厄を祓い、霊験を得るという信仰があります。
先代の撫で石は崇敬者の手によってここまで磨かれ、今は奥にお祀りされております。


太平稲荷・蔵稲荷・伏見稲荷

ご利益=農耕殖産・商売繁昌・商家安全
 豊宇気毘売神(とようけひめのかみ)・倉稲魂神・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をそれぞれお祭りしています。
 特に商売繁昌にご利益のある神社です。
 蔵稲荷は江戸時代、現在の東京の両国あたりの商家たちに信仰された稲荷社です。江戸時代、栃木〜江戸は河川を通じて商船が頻繁に行き交っており、人の交流も盛んでした。こうした歴史的・地理的な条件に加え、古くから勅願社としての由緒を持つ太平山神社は、江戸を始め広く関東で信仰されています。


三輪神社

ご利益=縁結び・地鎮祭
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)・大己貴大神(おおなむちのおおかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)をおまつりしています。縁結びと地鎮祭の神様です。三輪神社の隣りにある一本灯籠は、「諸願成就の一本石灯籠」です。


足尾神社


ご利益=足腰の健康
日本武尊をお祭りしています。天狗様とも信仰されています。
古くから足腰の健康祈願のお参りが絶えない神社です。
子どもの足形用の絵馬を奉納して、足腰に不安のないようにお参りします。
また、足のケガや病気の平癒を祈願して無事に治った方は、新しい履き物を奉納し、今後の足腰の健康を願います。


あじさい坂


この額の文字は松平定信が書いたと伝えられております


随神門

この随神門(ずいしんもん)は太平山神社の神門であり、享保8年(1723)、徳 川八代将軍吉宗公によって建築されました。表には左大臣・右大臣、後ろに仁王を配 しています。仁王像が配されているのは、太平山が江戸時代までは社寺の山として栄 えていた名残です。
天井の龍の絵は、第14代将軍家茂公の時代の五楽院法眼等随の筆で、雲を起こして昇 天した龍が空高く舞い遊ぶ様子が描かれています。 建築方法は「入母屋造り扇垂木」で俗に傘(からかさ)天井と呼ばれます。


皇大神宮

祭神=伊勢神宮の神ご利益=家庭・地域の安全・発展


稲荷神社

祭神=保食神(うけもちのかみ)・大宜都比売神(おおげつひめのかみ)
ご利益=衣食住の安全を護ります


厳島神社

祭神=市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たきつひめのみこと)
ご利益=水神様として信仰されています


上宮神社

祭神=聖徳太子
ご利益=建築・工匠の安全を護ります


天満宮

祭神=菅原道真(すがわらのみちざね)
ご利益=学問成就・雷除け・豊作


大杉神社

祭神=大杉之神(おおすぎのかみ)
ご利益=病魔を祓い清める神様です。疱瘡神(流行病の神様)と言われ、夏祭りの神様です。


織姫神社

祭神=機織媛命(おりはたひめのみこと)
ご利益=衣料関係の産業の安全・発展をもたらします


浅間神社

祭神=木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)
ご利益=延命長寿


愛宕神社/八幡神社

【愛宕神社】
ご利益=火防・盗難を守護します
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を祭り、鎮火・火防をもたらします。

【八幡神社】
ご利益=勝負運長久
誉田別尊(ほむだわけのみこと)・比売神(ひめがみ)・神功皇后(じんぐうこうごう)をお祭りし、文明の発展をお護りします。 また、八幡神(はちまんのかみ)は古くから武運を守護してきた神様であり、勝負運を守護する神様でもあります。


古札社

古い御札や御守はこちらにお納めし、お礼参りをなさって下さい。人形・ぬいぐるみ・置物などはこちらに納めず、必ず社務所にお持ち下さい。御霊抜きをした後は、各自お持ち帰りになってご処分いただきます。
※社務所にお持ちいただかない人形・ぬいぐるみ・置物などの御霊抜きは原則としていたしておりませんので十分にご注意下さい。


神馬社

 神馬(しんめ)とは、神様の乗り物であると同時に、祈願する人が神様に奉納した馬のことでもありました。今から1300年前にはすでに、日照りが続いて雨を降らせてほしいとき、または長雨を止めてほしいときに、神社への祈雨祈願の際に、神様に馬を奉納していました。現在の絵馬は、本物の馬ではなく、木版などに描いた馬を模して奉納するようになったものです。絵馬に願い事を書くというのは古い由来のある信仰なのです。
ところで、神社によっては大きな絵馬が奉納されているところもありますが、当社では絵馬よりも「額」が多く奉納されています。当社においでになりましたら、そうしたところに注意してお参りいただくと、いろいろな発見が出来て楽しいかもしれません。


奥宮

当社の奥宮は無事に改修され、去る平成19年4月19日(木)に奥宮遷座祭も滞りなく斎行されました。ご奉賛いただきました方々には深く感謝申し上げます。新しい社殿の造作を記念して、毎年4月19日を中祭日とし、奥宮改修事業にご奉賛いただいた方の満願祭を執り行います。
満願祭とは、祈願された心願成就が次の満願祭に叶うお祭りです。
奥宮満願祭をご希望の方は、毎年ご案内させていただきますので、一口一万円を御奉納下さいますようお願い申し上げます。ご参拝の際に本殿横の社務所まで御奉納金をご持参ください。
【太平山神社奥宮の由緒】当社の奥宮は、武治宮(ふじのみや)または劔宮(つるぎのみや)といいます。垂仁天皇の御世、東国を治めるために天目一大神が出現し鎮座されました。天目一大神は天照皇大神の窟隠れの時に天利霊劔を造作した神様です。劔を作って威を助けたところから、天目一大神のご神徳は、悪を制して善を育み、世の中をよくするところにあります。このため、天目一大神が坐す当社の奥宮は「劔宮」といい、また、武徳を以て国土を護治するところから「武治宮」ともいうのです。もともと奥宮の祭礼は八月朔日でした。これは、奥宮の鎮座遷宮の日にちなんでいます。奥宮にお詣の際には必ず七日間の潔斎が必要であり、もし潔斎しないで参詣すれば、すぐに罰が降されるとされておりました。当社の奥宮は、利(=ご利益)と罰(=祟り)とが非常にはっきり現れる神社なのです。