太平山だより

令和八年のご挨拶

 令和八年は「丙午(ひのえうま)」という干支(えと)の歳にあたります。
「丙(ひのえ)」とは「万物(ばんぶつ)成(な)って明らかなさま」または「火」をあらわします。
 「午」は「陰が陽にさからって地を冒していづるさま」または「陰と陽が互いに交わるさま」をあらわします。
 以上のことから、「丙午」とは、「すべてが明らかになるが、陰気と陽気が交わる」ことをあらわしています。ですから、「丙午の歳」とは、「すべてが明らかになるような明るい状態ではあるが、陽気は欠けはじめ、陰気が入り込んでくる年」になることをあらわしているのです。明るい状態ではあっても、それが続くとは限らないので、慎みをもって過ごすことが必要となります。
 今年、世の中が明らかな状態になるのは、日の神である天照大神(あまてらすおおみかみ)が世の中を照らしているおかげです。ただし、陽気が欠けはじめる年でもあります。太平山神社は「三光神社(さんこうじんじゃ)」とも称されるように、日月星の光のご神徳をもたらす御社です。太平山神社の神様に手を合わせ、明るい状態が続く一年にいたしましょう。
 今年は午の年ですので、境内社の神馬社にお参りください。また、丙は火も意味しますので、火防の愛宕神社(あたごじんじゃ)にもお参りください。
 
太平山神社 宮司 小林宣彦


2026.01.01