「太平山神社奥宮」のはなし
2011.04.20
毎年四月十九日には、当社の奥宮(おくのみや)の例祭と満願祭が行われます。
当社の奥宮は天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)をお祀りする御社で、天目一大神は東国に安寧をもたらすために派遣されたと伝わっています。
この度の東北・関東大震災におきましては、多くの方々が被災され、その復興の道のりは長くけわしいものになると思われます。
奥宮のご神徳は天下泰平・所願成就・鋳物製鉄関係の守護でありますが、東国に安寧をもたらすという由緒を鑑みれば、東国の復興を助成することは当然のことと存じ、当社といたしましては、奥宮への初穂料と同額を義援金とさせていただきます。
たとえ奥宮に対する皆様の願いが個人的なものであっても、それが震災復興への手助けにつながるのであれば、当社としては幸甚に存じます。
震災の復興が速やかであることを衷心よりお祈り申し上げます。